自閉症状の表現を助けるツール


自閉症者の得意分野として、物事の法則を捉えて、決まったやり方を理解すると、きっちりルーチン化しやすいことがあります。

言語での表現が苦手であっても、非言語的なコミュニケーション手段を伝えることで表現のはばが広がることがあります。

私にとってパソコンを使っての文章表現もコミュニケーションツールと感じています。もちろん言葉での表現が出来ないわけではありませんが、文章で伝えることの10分の1ぐらいしか表現は出来ません。

思春期にいじめを受けたことによって、言葉が出せなくなった時期があり、リラックスが出来ないと吃音が出てしまうからです。自分なりに臨床心理的に自己分析と訓練を繰り返し、改善を果たせていきましたが、対面では表現より緊張の方が強く出てしまいます。

言葉が出にくい時期は、思っていることが伝えられず周囲が勝手に自分の意思を決定していく、何もわかっていない人間と扱われることもありました。

しかし私は、冷静に回りの動静を観察し、他人の思惑も推測出来て、自分の考えも持っていたのです。

発語が困難な自閉症児と接している際も、表面で表れているコミュニケーションの何倍も理解していることが多くあると感じます。

言語で表現できない意思を伝えるツール

その様な自閉症者のコミュニケーションをサポートするのが、ニューヨーク発の音声表出コミュニケーションツール「クイックストーカー12」です。

クイックトーカー12

価格:27,000円
(2019/1/11 22:45時点)

場面ごとに設定したメッセージ音声を録音・再生することで意思表出を支援できます。8つの場面設定と音声シートで日常で頻出する表現を録音して使えます。

例えば「手伝ってほしい」「わからない」「やめてほしい」などの意思表示を、あそび場面、食事場面、買い物場面ごとにいくつかもパターンで設定しておくことで自己表現の幅が広がります。

言語での伝達には時間がかかってしまうけど、過去に表現した内容を録音しておくことでコミュニケーションの速度と質を向上させる手助けが出来ることと思います。

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