聴覚過敏対策におすすめのカナル型イヤホン・ヘッドホン

2020年3月29日


希央さん

希央です。
今回は 、聴覚過敏の私がいろいろ試した中から、おすすめの
カナル型イヤホン・ヘッドホンをご紹介していきます。

イヤホン・ヘッドホンを遮音ツールとして検討されている方は、参考にお役立てくださいね。

聴覚過敏だからこそ良いものを

ヘッドホン・イヤホンの音質は価格に大きく左右されます。

こもった音のものは音楽も雑音に感じてしまうことがあるので、ここではある程度良いものをピックアップしています。

またiPhone付属のものはインナーイヤー型と呼ばれる耳栓部分の無いタイプで、遮音性がほとんどないため、この機会に耳栓部分(イヤーピース)のあるカナル型イヤホンへの買い替えをおすすめします。

ノイズキャンセリング系

まずは、機械的に音を制御するノイズキャンセリングタイプ。

ノイズキャンセリングとは?

低音 ⇔ 高音 が打ち消し合う作用を利用して、逆音域の音を流して聞きたくない音だけを消す機能です。
聴覚過敏を持つとストレスを感じてしまう日常の雑音。


それらをデジタル処理によって相殺する事で、静寂を保ちながら話し声や必要なアナウンスだけが聞こえる技術です。

特にカナル型ノイズキャンセリングイヤホンは、遮音性の高い耳栓型構造にノイズキャンセリング機能を搭載することで二重に遮音するため高い遮音性を誇ります。

ただ最近はBluetoothによるワイヤレス化が進み、音声アシスタントに対応するなど高機能化すると同時にどうしても高価になりがちなジャンルでもあります。

また、ノイズキャンセリング機能の発生する音波が圧迫感や吐き気を生む場合もありますので、事前の試聴をおすすめしています。

ヘッドホン

SONY

約3万円と高価ですが独自のプロセッサを使ったノイズキャンセリングで定評があります。
わたしも試聴で一度装着しましたが、程よいフィット感で音質も素晴らしくおすすめです。

SONY WH-1000XM3(ワイヤレス)

なにこの技術「wh-1000xm3」音の世界を制御するヘッドホン
BOSE

こちらもノイズキャンセリングの定番と言われる機種です。ソニーの機種に比べるとノイズキャンセリング時の圧迫感が強めです。

BOSE QuietComfort 35 wireless headphones II(ワイヤレス)

イヤホン

SONY

上記のヘッドホンと同シリーズで、性能は折り紙付き。
価格比較サイトなどで安くなっている2世代前の旧型(M2やM3がつかない)はイヤホンとしての基本性能が低くおすすめできません。
WF-1000XM3の、静寂と音の臨場感は凄まじく一度聞くと低価格のヘッドホンでは物足りなくなると思います。

完全ワイヤレスのものは線がなく煩わしさからも開放されますが、同時に紛失のリスクもあります。高価なものなので紛失の心配がある場合は避けましょう。

SONY WF-1000XM3(カナル型完全ワイヤレス)

SONY WI-1000XM2(カナル型首掛け式ワイヤレス)

小さく持ち運べるのに超高音質&ノイズキャンセリング ソニー WI-1000XM2
Apple

こちらも約3万円とお高いですがiPhoneとの連携が非常に便利なのでiPhoneユーザーは一考の価値ありです。

Apple AirPods Pro(カナル型完全ワイヤレス)

非ノイズキャンセリング系

ここからはノイズキャンセリングのないものを紹介していきます。

試聴してみてノイズキャンセリングがダメだった方や、安価に済ませたい方はこちらをどうぞ。

ヘッドホンはノイズキャンセリング無しだと構造上どうしても不利になるので、ここではおすすめしません。

イヤホン

SHURE

SEシリーズはプロの現場で使われることもある優秀なイヤホンシリーズです。
いわゆるイヤモニとして、ライブ会場などで使われることもあります。
中でもSE215シリーズの中では比較的安価で、安定した音質といわれています。わたしも一時期使用していましたが、遮音性がよく、ノイズキャンセリングのない機種ですが快適に使用できました。

SHURE SE215(カナル型有線)

ビクター

JVC HA-A10T は安価な完全ワイヤレスイヤホンです。
ノイズキャンセリングはありませんが、イヤーピース次第でしっかり遮音できます。音質性能は控えめですが十分いい音だと思います。

JVC HA-A10T(カナル型完全ワイヤレス)

プラスα:おすすめのフォーム系(スポンジ)イヤーピース

プラスα:おすすめのフォーム系(スポンジ)イヤーピース

カナル型イヤホンの遮音性を向上する方法として、フォーム系のイヤーピースを使う方法があります。
代表格のコンプライシリーズは確かに良いのですが、イヤーピースだけで安いイヤホンが買えてしまいます。
それはちょっと…と思った方は、ドン・キホーテのイヤーピースをおすすめします。
2セットでワンコイン500円ですが、性能は必要十分で愛用しています。近くのお店に売っていれば買いです。

迷ったときはお店で試聴!

ヘッドホンやイヤホンは耳に合う、合わないが出てくる製品なので試聴して決めることも大事です。気になったら家電量販店などで試聴してみましょう。

また、東京・大阪・名古屋の3大都市圏なら専門店のeイヤホンでの試聴がおすすめです。 

ミュージシャンのように耳型を取って作るカスタムイヤホンも作ることができます。

最低でも5万円超えとお高いですが、遮音性はほぼ完璧になりますよ。

希央さん

いかがでしたでしょうか?

昨今の高機能化の傾向から比較的高価な製品が多くなってしまった感はありますが、ぜひあなたにあったものを探してみてくださいね。

関連記事:【音楽好き×聴覚過敏持ち】自分にあった聴覚過敏グッズは?

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