からだを動かしたらよくなった!?

2019年1月30日


最近の発達障害の理解は飛躍的に進み、発達障害を知る、環境を整える、だけではなく、積極的な改善方法が考案されてきています。

その一つが運動面からのアプローチです。

  • 集中力が持続しない
  • 我慢がむずかしい
  • きれやすい
  • 筋道立てて考えにくい
  • 整理整頓がむずかしい
  • 会話が苦手
  • 指先が不器用
  • 計画的に行動がしにくい

これらを司る部分も運動分野も前頭葉にあります。

その運動の刺激で感覚的なアプローチをして、前頭葉の動きを活性化する方法が効果をあげています。

家庭で取り組める様々な遊びを通して、バランスや感覚を刺激することで脳が活性化され、学習能力も高めるそうです。

普段の動きでは鍛えることがしにくい、部位に遊びの中でトレーニングを加えることで、特に「実行機能」が高まります。「実行機能」とは物事の段取りを考えて計画的に行動をする力です。

柳沢式運動プログラム

目の前の刺激にとらわれて注意力が散漫になりがちなお子さまには、注意をして行動をして貰うよりも、自分でコントロールをして遂行をしてもらう力が必要です。

10分程度の運動刺激によってコントロールを司る前頭前野の血流が増えて、機能が高まるのです。

様々な保育施設で実践をされて、以下のような効果をあげています。

身体を動かす機会が増えて親子でのスキンシップが増える!

集中して人の話が聴けるようになる!

こども自身のことをよく話してくれるようになる!

感覚統合トレーニング

発達障害の方には、感覚の過敏や鈍麻といった偏りを持たれている方が多いす。五感である、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、そして、バランスや体の動きをコントールする前庭覚、固有覚。

関連記事:感覚過敏・感覚鈍麻とは?

リンク先:発達障害者である専門職のRE

脳の中でそれらの情報を統合出来なけば、体の動かし方がぎこちなくなったり、感覚が極端に異なり、「偏食」などの原因になります。

感覚統合がされていないと、自分の身体の空間把握、ボディーイメージがをしっかりつけられず、いわゆる「運動神経がわるい」感じになってしまいます。

すごい時代ですね。運動神経の良しあしなんて、どうにもできないと思われていましたが、発達障害の理解、感覚の研究が進むことで、改善できる方法があるんです。

そんな、感覚統合について、イラスト、図解入りで非常にわかりやすく解説されています。

まだまだ、ワードプレスサイト構築は勉強中です。記事を書くのも遅い、、、みなさんにお伝えしたいことをわかりやすく伝えたいです。

基礎から学び直す為に、こんな本で勉強をしています。

関連記事: 続・発達障害の家庭問題・子育て困難

リンク先:発達障害者である専門職のRE